水虫・爪白癬治療

水虫・爪白癬治療

水虫・爪白癬治療

皮膚糸状菌(カビの一種)による感染を白癬といいます。足白癬が一般的に知られていますが、頭部・体部・股部・手・足・爪といろいろな所に感染します。俗に足白癬はみずむし、股部白癬はいんきんたむし、体部白癬はぜにたむし、癜風はくろなまず・しろなまず等で呼ばれています。

診断は病変部位の組織(皮膚・爪・水疱など)を直接顕微鏡で観察し、糸状菌を確認します。似て非なる疾患(汗疱や主婦湿疹や掌せき膿胞症など)の鑑別に必須の検査で受診時にすぐに結果がわかります。

治療は抗真菌薬の外用剤(クリーム・軟膏・ローション)が中心ですが、2次感染や外用剤による接触性皮膚炎を併発している場合はその治療を優先させます。

爪白癬や踵の皮膚などが厚くなる角質肥厚型では、内服治療が必要です。特に、爪白癬では3から6ヶ月の内服が必要で、定期的に肝機能血液検査を行います。

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